望月アース・スキル・リトリート
10月4日2020年、望月、みどりの村
気候変動の現状は厳しい。
しかしこの危機の中、私たちに求められるものは何だろう・・・。
それは、地域レベルで、世代を超えて「考える、共有する、そして適応していく」こと、「生きるための知恵=スキル」を身に付けること。
「アース・スキル・リトリート」は、2019年に望月で始まった「MOACA」という市民グループが考える、学びと五感を刺激する一日です。
大人はリラックスと学び、癒しの時間を。子どもは飽きずに楽しめるように、キッズリトリートも用意しています*。
自然の中での瞑想、レクチャーとディスカッション、ワークショップ、プラントベースの美味しいお食事など、自分と地球との関係について振り返り、ゆったりした時間を過ごします。
ハイライトは、みんなで参加する「プラネタリーダンス」。
このダンスは、今年100歳になるアメリカのビジュアルアーティスト/ダンサー、アンナ・ハルプリンが、1980年代からコミュニティーと地球の儀式として実践してきた、素晴らしい踊りです。
今回は望月の地域を守る大伴神社の協力を得て、大地を清める儀式から始まり、皆が大きな円になって太鼓の音と共に平和を実践します。
みんなで共に学び、五感をフルに使って地球のパワーを感じ、「アース・スキル」を磨いていきましょう。
RETREAT PROGRAM
9:00 – 地球のための瞑想とヨガ (金澤優子)40min
9:40 – 朝のスムージー(by Pure Plants)希望の方のみ※
10:00 – トーク&ディスカッション「気候変動危機と適応」(ロジャー・マクドナルド)60min
10:00 – キッズ・ワークショップ。90min
11:00 – ローケーキワークショップ +販売※ (Pure Plants 西村直子)60min
12:00 – お昼ご飯→地元のプラントベースのお店のお弁当※
13:30 – トーク&音楽鑑賞“市民回復センター望月”(澤文也&ロジャー・マクドナルド)50min
13:30 – キッズ・ワークショップ。120min
15:30 – お茶の時間
16:00 – 大地のお清め(大伴神社宮司)30min
16:30 – プラネタリーダンス「アースラン」(ロジャー・マクドナルド、全参加者) 60min
17:30 – 森の音楽「To The Earth」フルート:矢野郁子, マリンバ・パーカッション:横山晴子 30min
18:00 – コミュニティーの穏やかな時間. たき火を囲んでおにぎりとお味噌汁の夜ご飯あり※
19:00 – 終了・解散
※別料金
デモンストレーションコーナー
MOACA「竹かご」アクション
アースショップ &フード
フリーマーケット, アースセレクトショップ, さやかわーるど、rei salon
Maru Cafe, ガイアダンス, akka, OK Bread, Pure Plants, Fenberger House, MOMO, Yushi cafe
アート
ピーター・マクドナルド かおパネ作品
フェンバーガーハウス「宇宙意識美術館」のコレクションから特別野外展示
キッズリトリートプログラムは「6歳以上」からご参加いただけます。5歳以下のお子様が参加する際は、必ず中学生以上の付き添いをお願いします。
コロナの注意:リトリートには幅広い年齢の方が参加される予定です。皆さまの安全を最大限に考えて、素敵な1日にしましょう。 リトリートの前2週間以内にコロナ感染状況の多い地域に行かれた方、そのような地域から来られる方は、2週間の検温や体調を見て頂き、参加されるか否かのご判断を頂きたいと思います。 皆さまのご理解の程、よろしくお願い致します。
チケット代に含まれるもの
リトリート会場入場料
地球のための瞑想とヨガ
トーク&ディスカッション「気候変動危機と適応」
ローケーキワークショップ
トーク&音楽鑑賞市民回復センター望月
大地のお清め(大伴神社宮司)
プラネタリーダンス「アースラン」
森の音楽「To The Earth」
コミュニティーの穏やかな時間. たき火を囲んで
子供はキッズ・ワークショップが含まれます
別料金のもの
お昼ご飯→地元のプラントベースのお店のお弁当
お茶、ドリンク、ケーキ、お菓子、パン、夜ごはん
リトリートの参加者に持ってきて頂くもの
マスク
マイカップ、お皿、お箸、お椀など
マイゴミ袋(ゴミは各自お持ち帰りください)
ヨガマット、またはタオル、シートなど
天気によっては雨具
地面に座るので、マイシートやブランケット
帽子や日やけどめ、虫除けスプレー
プラネタリーダンスで汗をかくかもしれないので、水筒、タオルをご持参ください
コロナ対策と注意
このリトリートは全て野外でやります。人数の制限も設けています。
参加者へのお願い:
マスクを持参してください。座ってみんなでお話や音楽を聞く時は着用をお願いします。
リトリートのあらゆる場所にはアルコール消毒を設置します。
密を避けるためには密封されたテントや空間は作りません。風が常に通る日よけテントはあります。
望月アース・スキル・リトリートチーム:
ロジャー・ マクドナルド、澤 文也、吉川 徹、金井 恵満子、滝澤 さや香、西村 直子、マクドナルド 玲、
横山 晴子、吉川 友子
協力:みどりの村、多津衛民藝館
THANK YOU FOR YOUR SUPPORT!
みどりの村、大伴神社, 多津衛民藝館, 田村 至、澤 文也、曽我 一朗、大澤 美保、金澤 優子、矢野 郁子、 Pure Plants, Fenberger House/ UBIA, Maru Cafe, Gaia Dance, akka, OK Bread, Peter McDonald, rei salon, Yushi cafe
プラネタリーダンス/アースランについて:
1979-81年に、サンフランシスコの北部に位置するタマルパイス山で6人の女性が殺害される事件があった。
山の近くに住んでいたアーティスト/ダンサーアンナ・ハルプリンは地域のリーダーとしてどうにか山を「取り戻す」ことができないか、と考えた。アンナは山で儀式をコミュニティーと一緒に実践した。
その儀式の数日後、殺人の犯人が警察に連行された。
この一連のことを当時109歳だったメキシコウイチョル族のシャーマンドンホゼミツワがアンナに連絡を取り、あと数年この儀式を山でやるべきだ、と話した。彼の部族にとってもタマルパイス山は聖なる場所で、コミュニティーによってこの場所が清められたことに深く賛同した。
このストーリーがプラネタリーダンスの始まりで、それから30年以上毎年アンナはタマルパイス山で大勢の人たちと円になって、太鼓の音に乗って、踊ってきた。
今は世界中でも開かれるようになったプラネタリーダンスは、平和そのものの実践として大事にされている。
劇場的なパフォーマンスではなく、誰でも参加できる儀式の踊りである。これはダンスを祈りやヒーリングとして考えている、先住民の踊りの考えでもある。
このダンスは参加者全員の行進から始まる。大きな円になり、一人一人が「ヒーリングのデディケーション」(何のため、誰のために踊るか)を大きな声に出して始まる。
円が三つあって、一番外側では思いきり反時計回りに走る。真ん中の円では時計回りに歩く、そして円の中心には太鼓が叩かれていて、停止して休む人がいる。参加者は自由にこの三つの円を横断しても良い。
この儀式は約30分ほど続く。非常に強いエネルギーとコミュニティーの繋がりが感じ取れる儀式でもある。
最後には穏やかな音楽や言葉があって、みんなで儀式の場所から再び行進して、終わる。
今年100歳になる、アンナ・ハルプリン。MOACAメンバーのロジャーマクドナルドは2018年夏にアンナの恒例の夏のワークショップインエサレンに参加して、プラネタリーダンスを体験した。