この1−2年気候変動問題が大きく世界で注目され、市民レベルでも関心が広がってきています。特に自然災害や専門家からのレポートが多くの人に日常の体験として気候変動問題をみじかなものにしています。当たり前の生活が少し不安定になって、我々一人一人が脆弱になってきたことはとても大事なことです。このような気持ちや状況にどうやって対応していけるのか?国家や地球規模での対応作ももちろんですが、ますます我々が住んでいるコミュニティーと日常生活絵の影響も大きくなってきています。MOACA はこのような状況から一つの市民の集まりとして生まれました。長野県にある望月に住んでいるメンバーが始めた学びとアクションのグループです。今世界で何が起きているかを知るレクチャー、我々が住む地域のゴミやプラスティック問題、あるいはこれから大きく変化するであろう機構に適用していくための「知恵」の共有や準備が主な活動です。私たちが住んでいる望月をベースに開かれた、多世代の試みです。
この一年間日本では多くの自然災害が起きました。2019年佐久も台風19号により甚大な被害を経験しました。日本での報道もやっとこのような自然災害と気候変動の関係について気付いてきています。しかし世界の中で見ますと気候変動に関しての一般的な関心や知識が薄いとも言えると思います。
この問題は今世界中で大きな関心を集め、主に若い活動家、グレタ・トゥーンベリさんのような人たちによって、緊急事態として考えられています。そして非常に重要なことには世界の多くの科学者たちが気候変動を緊急事態として捉えていることです。嬉しいことに日本の中で長野県が、初めての県として気候変動危機宣言を発令しました。